「糖質過剰」症候群(清水泰行著)p185、資料44
経口ブドウ糖負荷試験をすると、頭痛のある人は、負荷前は、血糖値95、負荷30分後は、145。
頭痛のない人は、負荷前は、血糖値80、負荷30分後は、110。
頭痛のない人、他の頭痛の人において、負荷前のインスリン値は、2、負荷後30分のインスリン値は、50。
片頭痛のある人においては、負荷前のインスリン値は、10、負荷30分後のインスリン値は、88。
(折れ線グラフなので、数値は、目測。)
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頭痛のある人は、もともと、血糖値は少し高めで、ブドウ糖を負荷すると(多分、飲むのだろう)、血糖値は、145になる。(かなり高くなる。)
頭痛のない人は、もともとの血糖値も少し低めで、負荷しても、血糖値は、それ程、上がらない。
頭痛のない人、片頭痛以外の頭痛のある人は、インスリンの基礎分泌は少ない。ブドウ糖を負荷すると、血糖値を下げるべく、インスリンは分泌される。(されないと、糖尿病。)
片頭痛のある人は、インスリンの基礎分泌は、少し多め。ブドウ糖を負荷すると、血糖値を下げるべく、インスリンは分泌されるが、分泌量は少し多め。
片頭痛のある人では、インスリンの効きが、少し悪くなっているのだろう。
インスリンの効きが悪くなると、インスリンが出ていないのと同じになってしまい、糖尿病になってしまう。
ちなみに、糖尿病は、インスリンの作用不足によって生じる。