母が食事を摂らない理由。思い当たるものを列挙する。
①食道癌、胃癌、大腸癌のうちのどれかが出来、食道を塞いでいる、胃を塞いでいる、大腸を塞いでいる(通過障害)。
②膵頭部癌が出来、それが大きくなり、十二指腸を塞いでいる(通過障害)。
③2012年2月から、母も糖質制限をしていた。
御飯、パン、麺類を食べていなかった。
芋類も食べていなかった。
糖質主体の食事が出て来るが、欲しくないので、食べない。
④被毒妄想。食べ物に毒が入っているという妄想を抱いている。重度のうつ状態に合併する。
これ位か。
①はあり得る。
食道や胃で通過障害があれば、吐き気がしたり、吐いたりする(嘔吐する)。
そういう話は聞かないので、あるとすれば、大腸癌か。
②なら、総胆管が詰まり、総ビリルビン値が高くなるはず。黄疸も出るはず。という事で②はないと思う。
あと、他の身体の病気は、血液検査で異常が出ると思う。
③これが本命だと思う。脳梗塞を起こしてから、彼女は自分の本能に素直になったという気がする。
④施設に入ってから、太陽の光に当たっていない。→うつ状態になる。→被毒妄想を抱くようになった。
これはあり得ると思う。
①上行結腸辺りに大腸癌が出来て、食べ物が通らないようになっているとしたら、手術は受けたら良いと思う。
③これが原因なら、何もせずに、そのまま、看取るのが良さそうだ。干乾びないように、1日に500ml位の点滴はするか。
④ハロペリドール1/2A(アンプル)を静脈に注射する、もしくは、生理食塩水100mlに溶いて、点滴静注する。ハロペリドール1.5㎎1錠を夕食後か寝る前に飲んでもらう。
82歳とは言え、身体は大きく、体力はあると思うので、これ位の量が妥当か。
主治医になったつもりで考えた。