「がんに効く生活」とか

1972年9月生まれ。男性。2013年まで精神科医をしていました。リンクは自由です(連絡不要)。

レプリコンワクチン⑬

【後編】 レプリコンワクチン(自己増殖型mRNAワクチン)が危険な理由|荒川央 (あらかわ ひろし) (note.com)

そもそもマウスとヒトは体のサイズ、寿命なども大きく異なり、マウスでの実験結果をそのままヒトに当てはめて簡単に安全性を結論付ける事はできません。また、例えばシェディングについてマウスとヒトの違いで考慮しなければいけない重要な要素の一つには「汗」があります。

 

ヒトが進化の過程で体毛を失った理由の一つは体温調節のために「汗をかく能力」を獲得するためであったと考えられています。実際、体温を下げるために汗の仕組みを採用している動物は非常に珍しく、哺乳類でもヒトとウマくらいですが、この仕組みにより長時間の激しい活動の際でも汗で体温を下げる事によって「オーバーヒート」を避ける事ができるのです。これはヒトの持つ特殊能力の1つであり、そのため本来ヒトは哺乳類の中でも屈指の長期離ランナーでもあります。汗をかくためのエクリン腺は「ヒト」の持つ特徴です。汗をかくためには体毛が邪魔になるため、本来マウスを含むほとんどの哺乳類は全身からは汗をかきません。汗によるシェディングの経路は大きな問題ですが、つまりマウスではこれを検証できないのです。

(引用はここまで)

 

>本来マウスを含むほとんどの哺乳類は全身からは汗をかきません。

 

ここがヒトとマウス(ねずみ)の違うところ。

 

>汗によるシェディングの経路は大きな問題ですが、つまりマウスではこれを検証できないのです。

 

汗を通して、ヒトからヒトへ伝播するのか、どれ位、伝播するのか。

それを10月から高齢者で実験するという訳ですね。