「がんに効く生活」とか

1972年9月生まれ。男性。2013年まで精神科医をしていました。リンクは自由です(連絡不要)。

血圧を下げ過ぎると、脳の隅々にまで血液が行かなくなる。

emaさんからコメントを頂いた。

冬場でも最高血圧120ないわたしの方が心配かも…

動脈硬化がそれほど進んでいないんだと思います。

動脈硬化が進んでいない。→血管抵抗が上がっていない。→血圧が低くても、全身に血液を行き渡らせることができる。

とても良いことだと思います。

 

貯め代さんからコメントを頂いた。

認知症は降圧剤の飲ませすぎのせいというコラムを読んだことがあります

動脈硬化が進んでいる人(血管抵抗が上がっている人)は、脳の隅々にまで血液を送るために血圧を上げています。心拍数を増やすなどして血圧を上げています。

そこで薬で血圧を下げると、脳の隅々にまで血液が行かなくなりますよね。

血圧が高いということで、軽度認知障害(mild cognitive impairment, MCI)の人が降圧薬を飲む。→脳の隅々にまで血液が行かなくなる。→認知機能が落ちる。→認知症になる(軽度認知障害から認知症になる)。

食事を変えれば認知症を逆転できる 認知症逆転プロジェクトその1 – ドクターシミズのひとりごと

こちらにより詳しい説明が載っています。

かかりつけ医は130を超えると、渋い顔をします💦 

私もかつてそうでしたが、医者はガイドラインを見ながら(頭に入れた状態で)、診療をします。ガイドラインに則った診療をすることが多いと思います。

 

母は80歳の時点で血圧が140/80mmHgでした。コレステロール値が少し高めでした。

「血圧を下げる薬を出そうとする医者にかかるな。コレステロール値を下げようとする医者にかかるな」と伝えていました。

 

total cholesterol(総コレステロール)値が高いと、コレステロールを下げる薬を出そうとするみたいです。

あと、LDL-コレステロール値が高いと、コレステロールを下げる薬を出そうとするみたいです。