「がんに効く生活」とか

1972年生まれ。男性。2013年まで精神科医をしていました。リンクは自由です(連絡不要)。

演説の趣旨と全然違うことを思いました。

【緊急配信】この会見を見て泣きました・・・・・ この動画は3日前に公開され、現在全ネットから次々と消されています・・・ - YouTube

recocaさんから教わり、拝聴した。

素晴らしい演説だった。

8:28~

薬剤疫学の基本中の基本は、とにかく問題が起きたら、薬のせいとまず考えなさい。これがスタートなんですよ、サイエンス(科学)の。

(引用はここまで)

 

2001年5月から精神科を学び始め、2003年の途中辺りから、このことを考えるようになった。

 

新しい薬には懐疑的になり、昔から使われている薬をよく使うようになった。

 

大学病院は、新薬を使う(試してみる)ところだった。

他にも理由があるが、上記は、私が医局を離れた理由の一つだった。

 

2008年に直腸癌、大腸ポリポーシス、両肺転移が見つかり、大腸全摘術を受けた。

2014年に右肺転移に対し、右中下葉切除術を受けた。

右中下葉切除術を受けてから、仕事が出来なくなってしまった。

自分が医者をしていた頃に学んだことを生かすことが出来ず、正直言って、悲しい思いをしている(退院してから少しうつ気味だ)。

上記演説を聴いて、「ああ、私は間違っていなかったんだ」と思い、少しホッとした。