乳類/<その他>/人乳 - 01.一般成分表-無機質-ビタミン類 (mext.go.jp)
人乳とは、ヒトの乳。すなわち、お母さんのおっぱい。
可食部100g当たり
脂肪酸のトリアシルグリセロール当量 3.6g
利用可能炭水化物(単糖当量) 6.7g
乳類/<その他>/人乳 - 08.炭水化物-可食部100g-利用可能炭水化物及び糖アルコール (mext.go.jp)
可食部100g当たり
乳糖 6.4g
ヒトの乳100g中に、
たんぱく質 0.8g
脂質 3.6g
糖質 6.4g
と考えて良い、と思う。
母乳成分の科学-―糖質―.pdf (beanstalksnow.co.jp)
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1.乳糖
母乳に含まれる乳糖は、小腸にあるラクターゼという消化酵素によって、グルコース(ブドウ糖)とガラクトースに分解される。
グルコースは、小腸で吸収され、血液に乗って、体内を循環。エネルギーとして利用される。
ガラクトースは、肝臓内でグルコースに変換されて、エネルギー源となるが、一部は、糖蛋白質や糖脂質の構成成分になったり、脳神経系の構成成分となる。
(私が、まとめた。)
乳糖がエネルギーとして全て利用されるわけではないが、全て利用されるとして、計算する。
糖質1g当たり、4kcal。
糖質で、4×6.4=25.6kcal
脂質1g当たり、9kcal。
9×3.6=32.4kcal
たんぱく質1g当たり、4kcal
4×0.8=3.2kcal
25.6+32.4+3.2=61.2kcal
人乳100g当たり、61.2kcal
25.6/61.2×100=41.8%
32.4/61.2×100=52.9%
3.2/61.2×100=5.2%
糖質が41.8%、脂質が52.9%、たんぱく質が5.2%
糖質は、それなりに含まれている。
脂質が多い。
子どもに食事やおやつを与える際、この比率を参考にすると良い、と思う。
穀類/こめ/[水稲めし]/精白米/うるち米 - 08.炭水化物-可食部100g-利用可能炭水化物及び糖アルコール (mext.go.jp)
ご飯やお餅は、でんぷんが主成分。
でんぷんは、唾液や膵液で分解され、最後に、小腸壁で分解されて、グルコース(ブドウ糖)になる。
人乳(母乳)の成分を考えると、ある程度は、ご飯やお餅は食べて良い、と思う。
しかし、果糖は含まれていないので、砂糖(主成分であるスクロース(ショ糖)は、小腸で分解されて、グルコース(ブドウ糖)とフルクトース(果糖)になる)や果物は避けた方が良い、と思う。