母乳成分の科学-―糖質―.pdf (beanstalksnow.co.jp)
1.乳糖
乳児が母乳を飲む。
母乳に含まれる乳糖は、小腸にあるラクターゼという消化酵素によって、グルコース(ブドウ糖)とガラクトースに分解される。
グルコースは、小腸で吸収され、血液に乗って、体内を循環。エネルギーとして利用される。
ガラクトースは、肝臓内でグルコースに変換されて、エネルギー源となるが、一部は、糖蛋白質や糖脂質の構成成分になったり、脳神経系の構成成分となる。(ここまでは、私がまとめた。)
2.オリゴ糖
4)脳機能への影響ほか
酸性糖質のシアル酸は、ガングリオシドや糖蛋白質の構成成分として脳や神経系に特に多く含まれており、母乳中オリゴ糖のシアル酸含有糖鎖の一部が吸収され脳で利用されることが考えられている。(引用は、ここまで。)
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ヒトの赤ちゃんは、母乳を飲む事で、身体を大きくし、脳を発達させる。
ウシの赤ちゃんは、牛乳を飲む事で、身体を大きくし、脳を発達させる。
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「牛乳を飲むようになってから、記憶が戻った。」と、母に聞いた事がある。
牛乳の中に含まれる乳糖やオリゴ糖が(乳糖は入っているが、オリゴ糖が入っているのかどうかは不明)、神経細胞やグリア細胞を、もう一度、作っているのかも知れない。
そう思った。