【中編】 レプリコンワクチン(自己増殖型mRNAワクチン)が危険な理由|荒川央 (あらかわ ひろし) (note.com)
ウイルス進化と軍拡競争
進化の過程では環境により適した個体が生き残ります。そして生き物にとって最も関わりのある環境とは自分の周りの生物、とりわけ寄生体や感染源です。寄生生物と宿主の免疫系は軍拡競争の関係にあります。免疫系の遺伝子組換えも元々はウイルスやトランスポゾンの組換えの仕組みを盗んだものだという説もあります。
立体構造から予測されるデルタ変異株への抗体依存性感染増強 (ADE): Journal of Infectionに掲載された論文より|荒川央 (あらかわ ひろし) (note.com)
「同じ場所にとどまるためには、全力で走り続けなければならない。(It takes all the running you can do, to keep in the same place.) 」ルイス・キャロルの小説『鏡の国のアリス』に登場する「赤の女王 (ハートのクイーン) 」の言葉です。
「赤の女王仮説」は進化に関する仮説の一つで、「種・個体・遺伝子は生き残るためには常に進化し続けなければならない」事の比喩として用いられます。変化する環境に対し、生物は適応して進化しなければ生き残る事ができません。赤の女王仮説は敵対的な関係にある種同士の進化的軍拡競争などにも当てはまります。免疫系と病原体は敵対関係にあり、免疫系が病原体に何らかの形で対処しようとすれば、それに対抗し病原体も進化する事になります。
これはワクチンとウイルスの関係にも当てはまります。コロナワクチンの接種によりワクチン耐性株のウイルスが出現し拡大する事が予想されています。
(引用はここまで)
ワクチンを接種して、ウイルスに感染しないようにする。
その考え方そのものが間違えているのかも知れない。