BBC NEW JAPAN 2020年6月25日(「ラウンドアップ 敗訴」で検索すると、一番上に出て来ます。)
ドイツの化学大手バイエルは24日、同社の除草剤「ラウンドアップ」の影響でがんになったと訴えられた訴訟で、109億ドル(約1兆1600億円)を支払うことで和解したと発表した。
グリフォセートを主成分とするラウンドアップの発がん性をめぐっては、約12万5000件の訴訟が起こされている。
ニューヨークの法律事務所ワイツ・アンド・ラクセンバーグは、原告約10万人を代表して、和解に至ったとしている。
バイエルは不正行為はなかったと主張しているが、「不安定な状況」を終わらせるため、支払いをするとした。(中略)
ラウンドアップをめぐっては、米カリフォルニアの裁判所が2018年8月、がんとの関連性を認め、多額の損害賠償の支払いを命じた。
訴訟では、ラウンドアップを使っていた原告たちが、ラウンドアップと有効成分グリフォセートのせいで非ホジキンリンパ腫などのがんになったと主張してきた。
グリフォセートは多くの除草剤で使われているが、安全性については科学的な結論は出ていない。グリフォセートを含む除草剤を禁じる国がある一方、使用を認めている国もある。
バイエルはグリフォセートの発がん性を否定している。米環境保護局も、この見解を支持している。(引用はここまで)
ラウンドアップの影響でがんになった。
そう考えて良いと思う。