「がんに効く生活」とか

1972年生まれ。男性。2013年まで精神科医をしていました。リンクは自由です(連絡不要)。

貧血を治す。

私は、2008年に大腸全摘術を受けている。

その時、回腸末端と肛門のところを縫い合わせている。

そこから血が少しずつ出続けている。

2023年4月21日(金)に通院先の病院を受診。

この時の血液検査で、Hb 11.2g/dlだった。小球性貧血(赤血球の大きさが小さい貧血)だった。

鉄欠乏性貧血と考えた。

それまでもお豆腐は毎日たくさん食べていたが、それだけではいけないようだと考え、同日から鉄サプリメントを摂ることにした。

現在、一日に12㎎の鉄をサプリメントから摂っている。

 

untitled (mhlw.go.jp)

 

日本の厚生労働省のデータ

 

50~69歳の男性においては、推定平均必要量が6.0㎎/日、推奨量が7.5㎎/日。耐容上限量が50㎎/日。

 

01_総論_cs6_0116.indd (mhlw.go.jp)

 

推定平均必要量とは、半数の者が必要量を満たす量である。

推奨量とは、ほとんどの者が充足している量である。

 

推奨量と耐容上限量の間に随分開きがあるなと思った。

 

日本内科学会雑誌第102巻第10号 (jst.go.jp)

 

体内の鉄の総量は、3~4gであり、その70%は赤血球に含まれるヘモグロビン鉄として利用されており、残りの30%がミオグロビン(筋肉中にある蛋白質)、電子伝達系、代謝酵素の補欠分子としてのヘム鉄として利用されている他、網内系細胞に貯蔵されている。

 

食事から吸収される鉄は、約1~2㎎と少ない。それは、十二指腸で吸収される。

 

あと、図1を見ると、1~2㎎/日、鉄を喪失すると書いてある。

 

月経があったり、私のようにずっと血が出続けているというのでなければ、鉄をあまり意識して摂る必要はなさそうだ。

 

問題は、私の場合、数㎎/日くらいのペースで鉄を失い続けている(出血により鉄を失い続けている)ということだ。

 

 

6㎎/日のペースで鉄をサプリメントから摂っていた頃(4月21日~5月上旬)は、悪化はしていない、気のせいかも知れないけど、少しずつ良くなっているかなという感じだった。

 

12㎎/日のペースで鉄をサプリメントから摂るようになってから(少なくとも6月以降)は、症状の改善は明らかで、最近は、立った状態で考え事が少しできるようになった。

 

出血量は、恐らく、6㎎/日以下。12㎎/日を超えることはないだろう。

 

病院やクリニックには行きたくないので(私は医者嫌いだ)、ある程度、サプリメントを摂ってから、もっと言うと、貧血が改善してから、泌尿器科のクリニックに行って(自己導尿をしているので通院している)、そこで血の検査をしてもらい、貧血がないことを確認したい。貧血がないことを確認できたら、サプルメントから摂る鉄の量を12㎎/日から6㎎/日にしたい。

 

大半の男性と閉経した女性には関係のない話だが、備忘録を兼ねて書いた。