「糖質過剰」症候群(清水泰行著)を購入。
同著p63-65
血圧に関しても、糖質過剰摂取でインスリン分泌が多くなるほど交感神経系は活性化され、インスリンとIGF-1は、レニン-アンギオテンシン‐アルドステロン系というメカニズムを活性化することにより、血圧を上昇させる。
糖質過剰摂取では血管の拡張能が低下し、高血糖は動脈硬化を促進するので、高血圧も糖質過剰摂取で起こる。特に果糖の影響は大きいと思われる。塩分が高血圧の原因と思われているが、1万2000人以上を対象とした185の研究の分析により、実際には塩分制限によって高血圧が防げるという証拠は非常に乏しいことが判明し、塩分制限はレニン-アンギオテンシン-アルドステロン系を活性化してしまうことがわかっている。(引用は、ここまで)
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私のまとめ。
糖質過剰摂取(白い御飯の食べ過ぎ)で、血圧が上がる。
果糖(砂糖、果物に含まれる糖)も、血圧を上げる。
塩分制限で高血圧は防げない。意味がない。
塩分制限をすると、逆に血圧が上がってしまうようだ。
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「塩分は無実の通行人で、真の犯人は糖質だ。」と、別の方のブログに(この方もお医者さん)、書いてあったのを見た事がある。
その通りだ、と思う。