午後1時40分に主治医から電話があった。
血液検査(身体の中で炎症が起きると、血液検査で、CRPが上がり、白血球の数が増える。)
3月4日(月)CRP 17、白血球数 11470 原因は誤嚥性肺炎。抗生物質(ユナシン)開始。
3月8日(金)CRP 4.68、白血球数 4960 ユナシンが効いた。
3月12日(火)、発熱を認めた。
3月12日(火)CRP 12.2、白血球数 11700 尿を調べたのだろう。尿路感染症とのこと。
抗生物質(セフトリアキソン、セフェム第3世代の薬)を始める。
3月15日(金)、熱は下がっている。
しかし、3月15日(金)CRP28、白血球数 15000
尿路感染症から敗血症を起こしている。
血液培養でクレブシエラという細菌が生えていた。
尿培養でクレブシエラと大腸菌が生えていた。
尿路感染症と敗血症を起こしている細菌はクレブシエラ。
クレブシエラは、日和見感染の際、見られる細菌。
本人の抵抗力がなくなっている証拠。
3週間以上、食事が摂れていない。→免疫力が低下。→健康な人は感染しないような細菌(弱毒微生物、例えばクレブシエラ)に感染してしまう(日和見感染)。
抗生物質(セフトリアキソン)が効くか、細菌の勢いが勝つか。
1250ml/日を持続点滴で入れ、セフトリアキソンを生理食塩水100mlに溶いて、1日に2回、入れている、とのこと。
1日に1450ml、入れている、とのこと。
血圧。
以前は、150/-という事があったが、現在は、100を超える事はない。80代/-とか。
敗血症を起こし、末梢の血管が開く。それで血圧が下がっている(オームの法則でいうところの、抵抗が下がると、電圧が下がる。これと同じメカニズム)。
neruzoh注。
血圧を上げる薬(昇圧剤)は使わないで下さい、と入院時にお願いしている。
血圧低下→死亡という経過を最後は辿るだろう。
3月18日(月)に血液検査をする。
それで、CRPと白血球数が下がっているかどうか。
老衰と言ってもいい。
neruzoh注。
誤嚥性肺炎を起こして亡くなる、尿路感染症を起こして亡くなる、この2つが圧倒的に多い。
思っていたより経過が早い。(残念だ)。
(それでも、)人工呼吸器を付けるという意味ではなくて、高い水準の医療を受ける事が出来て、本当に良かった。よくトレーニングされた先生に診てもらえて、本当に良かった。
以上、主治医に伝えた。
私のコメント。
下手したら、今週末。
持ち堪えたら、来週中か。
短期的には、セフトリアキソンが効くかどうか。