「がんに効く生活」とか

1972年生まれ。男性。2013年まで精神科医をしていました。リンクは自由です(連絡不要)。

施設から電話があった。

本日2記事目。

母が入っていた施設のケアマネージャーさんから電話があった。

内容は以下。

 

A病院のソーシャルワーカーから1時間程前に電話があった。

 

母はどこも悪くない。

一方、息子さんは点滴を望んでいない。

そちら(施設)で受け入れてくれますか。

 

そう話していた、と。

 

私。

 

そちら(施設)で受け入れて下さい。お願いします。

「鼻から管を入れて栄養を流し込むのは止めて下さい。末梢(静脈)からの点滴と酸素(投与)だけでお願いします」とA病院の主治医に伝えました。

 

施設のケアマネージャーさん。

 

こちらでは点滴も出来ないし、何も出来ませんよ。いいですか。

 

私。

 

1日(金)に面会に行きました。

母は、両上肢を拘束され(両上肢を縛られ、ベッド柵に固定され)、身体も拘束されていました(体幹もベッドに固定されていた)。

その状態で点滴を受けていました。

A病院で干乾びて死ぬよりは、期間は短くなるかも知れませんが、そちらで看て頂く方が有難いです。

その方が人間的です。

私は、母がそちらで餓死するのがいいな、と思っていました。

(自然の経過で)餓死するのがいいと思う旨、(A病院の)主治医に話しました。

母も延命治療は望んでいませんでした。

 

施設のケアマネージャーさん。

 

〇〇〇さん(母の姓)は、喉が渇くと、自分で水道の蛇口をひねり、水を飲んでいました。

 

私。

 

そちらで受け入れて下さい。そちらで看取って下さい。

死んでから、(往診に来ている)〇〇先生が来てくれて、それでいいです。

 

施設のケアマネージャーさん。

 

分かりました。A病院のソーシャルワーカーさんと相談して退院の日取りを決めます。

 

私。

 

お願いします。

 

(電話はここまで)

 

母はA病院を退院し、施設に戻る事になった。

喉が渇いたら、自分で水道の蛇口をひねって水を飲み、動けなくなったら、そのまま餓死する(もしくは脱水で死亡する)。

これでいいと思う。