「がんに効く生活」とか

1972年生まれ。男性。2013年まで精神科医をしていました。リンクは自由です(連絡不要)。

ワクチン接種後に糖尿病②

日本人の症例です。

ワクチンの後遺症、副作用にどの学会も沈黙しているのはなぜなんだろう? – ドクターシミズのひとりごと (promea2014.com)

ワクチンの前は、軽度の耐糖能障害のあった73歳女性。1回目のワクチンの3か月前には一度は、上の図のようにHbA1cが7%を超えていましたが、その後自然と低下していました。2回目の接種から4週間後、生活習慣は変わらなかったものの、HbA1c が7.3%まで上昇し、その3週間後には、食欲不振、疲労感、吐き気、嘔吐が見られました。

2回目の接種から8週間後、血液検査でHbA1c値9.3%、随時血糖値318mg/dL、血清C-ペプチドは1.80ng/mL、抗GAD抗体レベルは2,000U/mLを超え、インスリン自己抗体レベルは581NU/mL であり、1型糖尿病と診断されました。1型糖尿病と関連しているHLAが確認されました。(引用は、ここまで)

軽度の耐糖能異常のあった

糖尿病と診断出来る程ではないが、血糖値は少し高め、という意味。

空腹時血糖値が100~125㎎/dlという意味だと思う。

空腹時血糖値が126㎎/dl以上で、かつ、HbA1cが6.5%以上で、糖尿病と診断する事が出来る。

>随時血糖値318mg/dL

空腹時でない(前の食事から10時間以上経っていない状態で)血糖を調べたところ、318㎎/dlだった。

 

2回目の接種の後、生活習慣は変わらなかった。(食べる量が増えたり、運動をしていたのを止める、といった事はなかった、という事だと思う。)

しかし、2回目の接種から4週間後に血液検査を受けたところ、HbA1cは、7.3%になっていた(6.6%位から7.3%になった)。

2回目の接種から7週間後には、食欲不振、疲労感、吐き気、嘔吐が見られた。

2回目の接種から8週間後に血液検査を受けたところ、HbA1cは、9.3%になっていた。随時血糖値は、318mg/dLだった。

 

随時血糖値が200㎎/dl以上で、かつ、HbA1cが6.5%以上でも、糖尿病と診断する事が出来る。

 

2回目の接種の後、1型糖尿病になっている。