「がんに効く生活」とか

1972年生まれ。男性。2013年まで精神科医をしていました。リンクは自由です(連絡不要)。

痛風2

本日、3記事目。

尿酸値と心血管疾患のリスク 本当だろうか? – ドクターシミズのひとりごと (promea2014.com)

尿酸値と言えば痛風ですが、尿酸値に関しては何かしっくり来ていません。痛風発作が起きているときに尿酸値が高くない人もいます。(中略)

果糖過剰摂取は尿酸値を増加させ、インスリン抵抗性を起こします。一方で果糖は中性脂肪やレムナントを増加させ、sdLDLも増加させます。そう考えると、果糖摂取により、様々な変化が起き、その一つが尿酸値の増加であり、尿酸値が増加すること自体が悪いことではないのでは?と考えます。(引用は、ここまで)

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1990年代に書かれた本で、私は、勉強したのだが、その時から、痛風については、しっくり来なかった。

果糖摂取が諸悪の根源である、という説の方が、説得力がある、と思う。

果糖の過剰摂取が、痛風の原因であり、果糖の過剰摂取の結果、尿酸値が上がる。

尿酸値が高い事、これは、ただの結果だ。

私も、この説に賛成する。

尿酸値は高くても低くても死亡のリスクが高い – ドクターシミズのひとりごと (promea2014.com)

尿酸は、食べものとして体内に入るプリン体からできる尿酸よりも、細胞の代謝によってできる尿酸の方が圧倒的に多いのですが、ビールやアルコール、レバーなどが目の敵にされることが多いですね。(引用は、ここまで)

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プリン体より、果糖の方が、疑わしい、と思う。

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運動をしたりして代謝の回転が良ければ尿酸値は上がります。しかしこの場合は痛風とは関係しないでしょう。(引用は、ここまで)

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短時間の激しい運動で、尿酸値は上がる。しかし、短時間の激しい運動が、痛風の原因となる事は、ないだろう、と清水先生は言っている。