「がんに効く生活」とか

1972年9月生まれ。男性。2013年まで精神科医をしていました。リンクは自由です(連絡不要)。

医者はサービス業だ

arakannkoalaさんからコメントを頂いた。

 お医者さんって究極のサービス業だと思います。中でも精神科医が最も大変そうに思いました。コミニュケーション面で病んでいる人相手なので、診察にも時間がかかりそうだし、共感力が強い人は更にしんどそう‥。

サービス業であると分かっている人と分かっていない人がいると思います。

医学部では私は出来の悪い学生でした。

しかし、「医者の仕事はサービス業」と初めから割り切っていました。

その点は、我ながら良かった、と思っています。

再診。一人15分とします。

カルテ記載の時間を考えると、10分ちょっとしか時間を割けません。

薬の血中濃度を見ながら、薬の量を調節する、ということを私はよくしていましたが、これをすると、10分、15分は、あっという間に経ってしまいます。

あと、初診は60分位、かけていました。

 

くろいぬさんからコメントを頂いた。

 躁鬱の方が友人にいました。躁のとき、バンバンお金を使います。ある時、大阪から神戸まで、タクシーで、それも高速で帰ったことがあります。それでいて割り勘にさせられました

さすが、くろいぬさん。

診断はそれで間違いはないと思います。

双極症 - 08. 精神疾患 - MSDマニュアル プロフェッショナル版

生涯有病率は約4%である。

4%の人が、一生のうち、一度、躁うつ病(双極性障害)になる、という意味です。

躁うつ病の患者さんは精神科にたくさんいました。

 

だるころさんからコメントを頂いた。

ATPの合成に必要なリノール酸ですよね?

そうです。

脂肪酸はどれもエネルギーになると理解しています。

(本当かどうか分かりませんが、そう思っています。)

 

貯め代からコメントを頂いた。

>乳癌になったのは、青州の妹ではなかったですか

御指摘下さり有難うございます。

間違えていました。

日本臨床麻酔学会 vol.25

花岡青洲の生涯についての発表です。

(引用はここから)

多くの読者はこの作品をフィクションとは思わず、歴としたノンフィクションであると誤解したようです。有吉もすべての材料を呉の著書に準拠しているため、肝心な箇所に重大な誤りがあります。

(引用はここまで)

藍屋かん(60歳女性)という方が乳癌の手術を初めて受けています。

青洲の妹が乳癌になったかどうかは、この発表からは分からないです。