「がんに効く生活」とか

1972年9月生まれ。男性。2013年まで精神科医をしていました。リンクは自由です(連絡不要)。

乳癌の原因。「花岡青洲の妻」の出だしより

文豪スイング 有吉佐和子『華岡青洲の妻』 - 素振り文武両道

有吉佐和子華岡青洲の妻
於継は、川向こうの伊都郡丁之町の松本家から上那賀郡名手の華岡家へ嫁いだ。その経緯について、名手荘の村人たちで知らない者はいない。
於継は幼いときから才色の誉れが高かったが、適齢期になってひどい皮膚病に冒された。地主であり、ほかに藍屋や染色業へも手を広げている松本家では金にあかして医者に診せたが、彼らはことごとく匙を投げた。ところが、その話を聞いた華岡直道が、松本家の門をたたき、必ず治癒してみせるが、その暁には於継を娶らせてほしいと言った。結果、於継が貧乏医師の家に嫁入りすることになってしまったのである。

(引用はここまで)

「皮膚病」が乳癌だったのだろう。

→勘違いしていました。すみません(2024年11月8日午後0時35分追記)。

「がんに効く生活」(ダヴィド・S.シュレベール著)を読むと、癌の原因は農薬だと書いている(他にも色々挙げているが、大雑把に言うと、そう)。

しかし、江戸時代に農薬が使われていたとは思えない。

白い御飯をたくさん食べたのがいけなかったのか。

藍屋や染色業へも手を広げている松本家では

藍染や染色業がいけないのか。

→勘違いしていました。すみません(2024年11月8日午後0時35分追記)。

思い付くのは、これ位だ。

 

以下、2024年11月8日午後0時55分追記。

貯め代からコメントを頂いた。

>乳癌になったのは、青州の妹ではなかったですか

御指摘下さり有難うございます。

間違えていました。

日本臨床麻酔学会 vol.25

花岡青洲の生涯についての発表です。

(引用はここから)

多くの読者はこの作品をフィクションとは思わず、歴としたノンフィクションであると誤解したようです。有吉もすべての材料を呉の著書に準拠しているため、肝心な箇所に重大な誤りがあります。

(引用はここまで)

藍屋かん(60歳女性)という方が乳癌の手術を初めて受けています。

青洲の妹が乳癌になったかどうかは、この発表からは分からないです。

(追記はここまで)

 

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いけごんさんからブックマークコメントを頂いた。

私、地球温暖化は、CO2でなく太陽の活動と宇宙線量と思っていました。間違っていなかった。

「太陽の活動と宇宙線量の変化が温暖化の主因」と言われて初めて、「ああ、そうか」と思いました。

いけごんさん、賢い!