低温殺菌された非発酵牛乳は発酵乳ではなく、mTORC1による老化と死亡率の増加を促進する - PubMed (nih.gov)
昨日の論文を和訳したものです(機械翻訳で)。
スウェーデン人は、牛乳を年間98ℓ、飲む(268ml/日、飲む)。
北ヨーロッパ諸国の標準的な方法である低温殺菌(72°C/15秒)を含む牛乳の熱処理方法と、南ヨーロッパ諸国でより頻繁に使用されているUHT処理(135–150°C、1-10秒)
(引用はここまで)
日本のスーパーマーケットで売られている牛乳は、120~150℃、1~3秒間殺菌したものである。
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低温殺菌牛乳を飲むと、hip frucure(大腿骨頸部骨折を指していると思う)が増える、と書いてある。
牛乳を飲んで、骨折が増える、というのは、どうも合点が行かない。
吸収されやすい形をしたカルシウムを摂って、どうして、骨折が増えるのか。
全く分からない。
全死亡率が増える、と書いてある。
牛乳の長寿効果、再掲 - 「がんに効く生活」とか (hatenablog.com)
と逆の結果が出ている。
スウェーデン人が飲んでいるのは低温殺菌牛乳で、日本人が飲んでいるのは超高温殺菌牛乳だが、そんなに変わりは無い、と思う。
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スウェーデンの事情は、私には全く分からない。
日本語で書かれた文章は、ニュアンスも含めて、理解出来る。
日本人で行われた追跡調査の結果(牛乳を毎日飲むと、より高い確率で80歳にたどり着ける)に従う、で良い、と思う。
牛乳が飲めない人は、この論文が言う様に、発酵乳(ヨーグルト)を摂ればいい、と思う。
最後に
小金井研究(牛乳を毎日飲むと、より高い確率で80歳にたどり着ける)を実施した柴田博先生は1937年生まれ。「ここがおかしい日本人の栄養の常識」(柴田博著)を読むと、この方が反グローバリズムである事が分かる(p119-121)。