「がんに効く生活」とか

1972年生まれ。男性。2013年まで精神科医をしていました。リンクは自由です(連絡不要)。

ロストジェネレーションの未婚率

【LIVE】山本太郎とおしゃべり会 2024年3月22日(岐阜県・岐阜市) - YouTube

53:57~

1994年の時点で、45~54歳の世帯所得の中央値は、690万円(101世帯中、上から51番目の世帯の数値という意味)。

2019年の時点で、45~54歳の世帯所得の中央値は、515万円。

1994年の時点で、35~44歳の単身世帯で一番数が多い所得水準は、500万円台。

2019年の時点で、35~44歳の単身世帯で一番数が多い所得水準は、300万円台。

1990年40歳台後半の未婚率、男性6.8%、女性4.6%

2020年40歳代後半の未婚率、男性29.9%、女性19.2%

(引用はここまで)

 

35~54歳が、この25年間で、貧乏になった。

結果として、結婚していない(結婚できない)人が増えた。

 

自民党政権は、この30年間、誤った経済政策を行った。

それで間違いないだろう。

 

1:04:15~の山本太郎代表の話。

私もロストジェネレーション(失われた世代、就職氷河期の世代)なんです。

私は芸能界で経済的に苦労せずに生きて来れた(山本太郎代表は元俳優)。

芸能界にいた時は、同世代で苦しんでいた人達の事を「ちょっと頑張りが足らないのではないか」と思っていた。「みんな、やれば出来る」と思っていた。しかし、違うという事に気付いた。社会の事を分かっていなかったから。社会の事に気付き始めたら、分かったんですよ。これは構造上の問題だと。

 

2分弱だが、名演説だった。

自分が間違えた認識をかつて持っていた事を正直に話し、その上で、「全世代の人に対して(お金の面で)底上げする必要がある局面である」と話している。

 

経済政策(消費税を廃止するとか)を第一に考えると、山本太郎氏が代表を務めるれいわ新選組が政権を取るべきだろう。

 

あとは、原口一博さんが立憲民主党を離れて、新党を結成する位か。