「がんに効く生活」とか

1972年生まれ。男性。2013年まで精神科医をしていました。リンクは自由です(連絡不要)。

きょうこさんのコメントから②

「コロナワクチンが危険な理由2」(荒川央著)p67

コロナワクチン接種後に帯状疱疹を発症する人が増えています。帯状疱疹の原因は潜伏感染しているヘルペスウィルスの再活性化ですが、ウィルスが再活性化するのはコロナワクチン接種によって一時的に免疫不全が起こるからではないかと考えられています。(引用はここまで)

 

きょうこさんのコメントから

 

>インフルエンザの流行サイクルの早さや、2度も続けてかかる

 

前掲書p59-61

獲得免疫と自然免疫

狭義の「免疫」という概念はB細胞(抗体産生細胞)、T細胞からなる獲得免疫を指します。より広い意味の免疫は、抗体やT細胞に頼らない、貪食細胞などによる免疫なども指します。これが自然免疫です。さらに広い意味では、細胞内に感染した病原体を迎撃する細胞内免疫も免疫の一種です。免疫系を備えているのは高等生物に限りません。広義の免疫は植物やバクテリア(細菌)などを含めてほとんどの生物が備えています。

自然免疫は innate immunityの意訳ですが、本来は生得的免疫とでも訳すべきものです。「生得的」の意味は、「生まれつき持っている」遺伝子で広い範囲の外敵を認識し、対処するという意味でもあります。自然免疫の受容体の主なものはToll様受容体(TLR)です。哺乳類のToll様受容体は生物によって10~15種類ほどですが、それぞれがパターン認識により外界の「バクテリア(細菌)っぽいもの」、「ウィルスっぽいもの」などの対応しています。長寿命の動物はとりわけ強い免疫系を持っていてもおかしくありませんが、200年の寿命を持つウニのToll様受容体は実に200種類もあるのです。自然免疫を担当する細胞は単球、マクロファージ、好中球、好塩基球、好酸球、NKナチュラルキラー(NK)細胞などです。この中でNK細胞は異常な自己細胞の除去を主な仕事としています。例えば、癌細胞などがNK細胞の標的です。NK細胞はリンパ球の一種です。

自然免疫とは異なり、獲得免疫は遺伝子組換えによって新たに「獲得」した遺伝子を用いて外敵に対処します。獲得免疫の第一の特徴はそれぞれの外敵に対応するオーダーメイドの新しい受容体を作るために遺伝子を再構成することです。これが抗体でありT細胞受容体です。獲得免疫の特徴は、遺伝子再構成、自己非自己の認識、そして記憶です。

B細胞、T細胞についてさらに詳しく見ていきましょう。B細胞はいくつかの手法で分類されます。まずは、ナイーブB細胞、メモリーB細胞、形質細胞といった区別があります。ナイーブB細胞はまだ抗原に出会ったことがないB細胞です。ナイーブB細胞は抗原に出会うと抗体を分泌する形質細胞に分化し、その後一部はメモリー細胞として眠りに就き、将来の有事に備えます。(引用はここまで)

 

>その後一部はメモリー細胞として眠りに就き、将来の有事に備えます。

 

これが出来ていないのではないか、と思う。

それで同じウィルスに2度も続けて罹るのではないか、と思う。

記憶出来ていないということが集団レベルで起きると、一旦、治まったけれど、また、流行り始めた、ということになるのではないか、と思う。

 

>この中でNK細胞は異常な自己細胞の除去を主な仕事としています。例えば、癌細胞などがNK細胞の標的です。NK細胞はリンパ球の一種です。

 

癌予防については、この部分がポイントだろう。