「がんに効く生活」とか

1972年生まれ。男性。2013年まで精神科医をしていました。リンクは自由です(連絡不要)。

がん抑制遺伝子

コロナワクチンのDNA汚染が危険な理由: 子ども達や親御さん、及びこの問題に詳しくない方へ向けて|荒川央 (あらかわ ひろし) (note.com)

いわゆる「がんを発症しやすい家系」があります。必ずしも家族の全員ががんになるわけではありませんが、一般的な頻度よりもがんを発症しやすい傾向があるのです。こうした家系では特定の遺伝子がもともと壊れている事が分かっています。実はがんは遺伝子の病気なのです。がんに関係する遺伝子はたくさん見つかっています。がんを起こす遺伝子をがん原遺伝子、がんを抑える遺伝子をがん抑制遺伝子と呼びます。がんの原因はがん原遺伝子やがん抑制遺伝子の変異ですが、がんの家系はがん抑制遺伝子に変異があるのです。

がん抑制遺伝子には父親由来、母親由来の2つの遺伝子がありますが、その両方に変異が入る事ががんの原因となります。しかし、変異が蓄積するのに時間がかかるため、通常はがんは高齢になってから発症します。ところが、もともとがん抑制遺伝子の1つに変異を持っている場合、もう一つの遺伝子に変異が起こるだけでがん抑制遺伝子の機能が失われてしまうのです。(引用はここまで)

 

私の父方は、がん家系だ。
父由来のがん抑制遺伝子に変異があった。
35年間で、もう一つの遺伝子(母由来のがん抑制遺伝子)に変異が起こり、がん抑制遺伝子の機能が失われてしまった。
その結果、35歳6ヶ月で進行癌が見つかった。