★カップヌードル、 - ★老い寅親爺の写真日記・・・ (hatenablog.com)
老い寅さんからのリクエストで、日清食品ホールディングスを調べてみた。
1頁の一番下を見る。
2022年3月期予想、営業利益435億円。
税引前利益440億円。
法人税は、3割なので、純利益は、308億円。
もう一度、20211105_JPN.pdf (nissin.com)
を見る。
会社予想の当期利益(純利益)は、320億円。
少し違う。
私は、他社と比較する場合、純利益を税引前利益もしくは経常利益×0.7で計算している。(特別損失、特別利益の影響を取り除くため。)
という事で、今回も、純利益308億円で計算。
2頁目。
期末発行株数 105,700,000 株。 期末自己株式数 2,645,380 株。
引き算をする。103054620株。(自己株式を除いた期末発行株式数)
308億円÷103054620株=298.87円/株
一株当たりの純利益は、298.87円。
PER(株価収益率)は、8410円(24日(金)の終値)÷298.87円/株=28.139倍
東証一部の食品株の加重PER(時価総額で重み付けして、平均値を出した物)は、21.7倍。
(時価総額で重み付けをすると、日本たばこ産業だとか、味の素だとか、大型株の影響が大きくなる。)
東証一部の食品株の加重PBR(株価純資産倍率)は、1.6倍。
日清食品ホールディングスのPBRは、2.23倍。
(PBRとは、price book-value ratioの事。一株当たりの純資産の何倍の株価が付いているか、という指標。こちらは、参考程度。)
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東証一部の平均に比べると、PER,PBR共に少し高い、割高である、と言えます。
投資家は、成長性がある、と見ています。(他の食品株に比べると)
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同業他社である東洋水産をチェック。
東洋水産も、2022年3月期の予想経常利益は、335億円。予想純利益は、250億円。
一方、335億円×0.7=234.5億円で、これを発行株数で割る。
234.5億円÷102127803株=229.61円/株
24日(金)の終値は、4880円なので、
PERは、4880円÷229.61円/株=21.15倍
PBRは、1.47倍。
東洋水産より、日清食品の方が、割高ですね。投資家は、成長性がある、と見ていますね。
穏当な結果だ、と思います。
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日清食品ホールディングスについて、四季報の記載を読むと、「海外は米州、中国で即席麺拡販。」と書いてあります。
アメリカや中国で売れている(成長している)。
それで、成長性がある、と、投資家は見ているのかも知れません。
日清食品ホールディングス(株)【2897】:企業情報・会社概要・決算情報 - Yahoo!ファイナンス
即席ラーメンの先駆者。カップ麺は06年明星食品子会社化で国内シェア5割超。袋麺も首位級。
東洋水産(株)【2875】:企業情報・会社概要・決算情報 - Yahoo!ファイナンス
戦後水産事業から出発。即席麺は国内2位。米国、メキシコでは圧倒的首位。チルド製品も展開。
これを見ている限りでは、どちらがいいのか、全然、分からないです。
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海外における展開なんて、私には、全然、分からないので、日清食品ホールディングスも、東洋水産も、私は、買わない、と思います。
投資家が成長性がないと見て、PERが低くなっている銘柄(15倍以下を目安としています)を、私は買うようにしています。