「がんに効く生活」とか

1972年9月生まれ。男性。2013年まで精神科医をしていました。リンクは自由です(連絡不要)。

水分を摂る。

「肥満・糖尿病の人はなぜ新型コロナに弱いのか」(清水泰行著)p141-142

スポーツドリンクをはじめ様々な糖質入りドリンクは、運動するときだけでなく、日常生活、特に暑い日の脱水予防や軽度の脱水改善であっても飲んではいけない。脱水予防のために飲むようにテレビで宣伝されている飲み物は、その多くが砂糖や果糖をいっぱい含んでいる。腎機能が低下した高齢者がスポーツドリンクを飲めば、さらに腎機能が悪くなる可能性もある。通常の水分補給は水かお茶で十分である。企業に騙されてはいけない。

また、スポーツドリンクが水に勝って水分保持ができるというエビデンスはない。資料34は水を1として、体にどれくらい水分保持ができるかを数値で表したものである。水よりも有意に水分保持ができたのは、経口補水液と牛乳(全脂肪ミルク、スキムミルク)だけであった。つまり、通常の生活の中では、何を飲んでも大して水分補給の効果は変わらないのである。あえて水分を保持したいのであれば、経口補水液か牛乳となるのかもしれないが、通常の生活で経口補水液が必要である場面はほとんど、または全くない。経口補水液には糖質も入っているので、日常では水やお茶で十分である。

(引用はここまで)

 

長く生きたいと考える人は、喉が渇いた時に、お水やお茶の代わりに、牛乳を飲んでも良いかも知れない。

 

私は、食事を摂る時には、普通牛乳(全脂肪ミルク)を沢山飲む事にしている。食事を摂らない時には、水を飲む事にしている。