駅前の郵便局で10万円下ろして、母が入院している病院へ。
母のクレジットカードで入院費を支払い、現金で衣服、オムツのリース代を支払う。
4階の病棟へ上がる。
思ったより母は元気そうだ。
生気が感じられた。
肌にもつやがある。
ストレッチャーに乗って1階へ降り、介護タクシーに乗る。
介護タクシーのドライバーはとても感じのいい人だった。
藍野病院まで10980円。
保証金の10万円は母のクレジットカードで支払う。
(死亡)退院時に現金で返してもらえる。
誓約書に住所、名前、印鑑をついて、3階の病棟へ。
主治医の先生から話があった。
血液検査。
Hb(ヘモグロビン、血色素量)、8.0(低い)
低栄養状態。
しかし、アルブミンが1.5以上なら、回復のチャンスはある、と。
炎症反応はなし(身体の中で肺炎や尿路感染症は起きていない)。
主治医は56歳の方(男性)。私より5つ年上だ(主治医に齢を聞いた。私も51歳だと伝えた)。
主治医。
95歳なら、何もしないで良いが、82歳なら、迷うところとのこと。
20年、30年前なら、82歳なら何もしない、だった。
しかし、この10年、いい抗生物質が出て来た。
誤嚥性肺炎も治るようになった。
鼻から胃に管を入れるにしても、いいチューブが出て来た。
さっき、本人(母)を見て来た。
同室の3人に比べると、(まだ)元気そうだ。
本人が希望すれば(アーとかウーとか言う、ゼリーを手渡すと食べ出す)、ゼリーを出そうと思う。
自分からゼリーを食べるのであれば、補助的に経管栄養(鼻から管を入れる。その管から栄養を入れる)をしたい。良いか。
私。
母は食べる事が大好きだったので、御飯を喉に詰まらせて、窒息死するのであれば、私はそれで本望です。
食べ物をtry(トライ)するのは、お願いします。
経管栄養で本人が体力をつけて、食べ物を食べられるようになるのであれば、補助的にであれば、経管栄養をして下さい。
主治医。
補助的に経管栄養をします。
しかし、結果として、朝、昼、晩と3回経管栄養をする。それが続く(継続される)可能性がある。それで良いか。
私。
(結果としてなら、)良いです。
経管栄養をする。それで本人が体力をつける。それでまた食べられるようになる。
というのであれば良い、と考えた。
今日の感想。
何が正しいのか分からなくなった。
ただ、ゼリーを勧めるのは賛成だ。
御飯を勧めるのも賛成だ。
喉の筋肉を動かす神経が駄目になっている(脳梗塞で駄目になっている)というのであれば仕方ない。
しかし、喉を動かす筋肉を協調して動かす事が(一時的に)出来なくなっていて、何かの拍子で協調して動かす事が出来る様になる事がある。
この説に同意し、主治医にお願いする事にした。
人工呼吸器、中心静脈栄養(末梢静脈からの点滴ではなく)、心臓マッサージは要らないと伝えた。
末梢静脈から点滴が入らなくなった場合、皮下に点滴をする事については同意をした(82歳で元気そうなんだから、ある程度、やってみようという主治医の考えに同意した)。