「がんに効く生活」とか

1972年生まれ。男性。2013年まで精神科医をしていました。リンクは自由です(連絡不要)。

DIE WITH ZEROを目指して

本日2記事目。

DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール | ビル・パーキンス, 児島 修 |本 | 通販 | Amazon

die with zero. 和訳すると、全部使い切って死ぬ、だ。

 

本書まえがき

 

まずは、有名なアリとキリギリスのイソップ寓話から始めよう。
夏のあいだ、勤勉なアリは冬の食料を蓄えるためにせっせと働いた。一方の気楽なキリギリスは自由に遊んで過ごした。やがて冬が到来した。アリは生き残り、キリギリスには悲惨な現実が待っていた―。

この寓話の教訓は、人生には、働くべきときと遊ぶべきときがある、というものだ。
もっともな話だ。
だが、ここで疑問は生じないだろうか?
アリはいつ遊ぶことができるのだろう?
それが、この本のテーマだ。

私たちは、キリギリスの末路を知っている。そう、飢え死にだ。
しかし、アリはどうなったのか?
短い人生を奴隷のように働いて過ごし、そのまま死んでいくのだろうか?
いつ、楽しいときを過ごすのか?
もちろん、誰もが生きるために働かなければならない。だが、ただ生きる以上のことをしたいとも望んでいる。「本当の人生」を生きたいのだ。
この本のテーマはそれだ。
ただ生きるだけではなく、十分に生きる。経済的に豊かになるだけではなく、人生を豊かにするための方法を考える。(引用はここまで)

 

自分で言うのもなんだが、直腸癌が見つかる35歳まではアリのように生きて来た。

未婚だった事が幸いして、ある程度のお金がある。

近年の株高に大いに助けられている。

どうお金を使うべきか。

 

2014年に、右肺を70%切除してからは、医院や病院に行く以外、外出もしなくなった(あとは買い物)。

食べ物と医療費以外にお金を使っていないと思う。

持ち家なので、12500円/月の管理費と固定資産税だけで済んでいる。

 

私は何年生きられるか分からない。

ずっと株高なのかどうかも不明だ。

 

手元のお金(殆どは日本株式)と私の体力(ゴミ出しすると息が切れる)を勘案して、支出に対しては、これまでより少し寛容になることにした。