「がんに効く生活」とか

1972年生まれ。男性。2013年まで精神科医をしていました。リンクは自由です(連絡不要)。

長期の安全性

なぜ、医師の私が命がけでWHO脱退を呼びかけるのか? | 井上 正康 |本 | 通販 | Amazon

のカスタマーレビューより抜粋。

 

重要な論点なので指摘していきますが、彼らWHOや政府・専門家が決して言わなかったことがあります。それが、今回のワクチンの「長期安全性」です。

今回のワクチンの長期安全性については、私が遺伝子医療関連の特許出願をした際、弁理士から言われた言葉を思い出します。
「物理学には理論物理学がありますが、生物学には文字通りの意味で理論生物学はありません。生物は理論通りに行かないことがあるからです。だから、実証データが重要なのです」

この事実に照らして考えると、短期間で開発された薬剤の安全性について言えるのは、あくまで「短期間における安全性」のみで「長期間における安全性」はわからない、ということになります(長期間のデータは存在しないので)。

当然ながら、この事実は今回のワクチンにも当てはまります。
つまり、今回のワクチンは「長期的には何があるかわからない」というのが正確な説明になります。「何があるかわからない」と言うと、「だったら考えてもしかたがない」と反応する人がいますが、それは違います。「何があるかわからない」とは、今回のワクチンの長期リスクはロシアンルーレットだということです。まして、今回は史上初の遺伝子技術を用いたワクチンです。警戒して当然です。
「運が良ければ何も起こらないが、運が悪ければ凄惨な状況になる」
この事実にデータをもって反論できる専門家はいません。彼らは「理論的に安全なはずだ」と強弁するかも知れませんが、その論が通用しないことは先に述べた通りです。
このような不明なものは、よほどの理由(エボラ出血熱など)がない限り接種すべきではありません(実際、一部専門家は「こんな分からないもの」と否定的見解でした)。

今回のワクチンを忌避する、という点ではこの事実だけで十分です(論理構造が単純、かつ最新データを示す必要がないため、私はこの論理を多用しています)。
私が今回のワクチン接種を検討するとすれば、「接種した人々が10年後も全く問題ない」と確認できた時です。

一方、ワクチンを推進するWHOはこのリスクにちゃんと対処してきたでしょうか。
彼らは、このようなリスクがあるにも係わらず、
・長期的リスクが不明であることを説明しない
重篤な副作用疑いについて、ワクチンとの因果関係を分析しようとしない
など、ワクチンを「安全に」推進する立場として、やってはならない行動をしています。

なぜ、彼らは長期的リスクの説明や解明に消極的なのか。
その理由は明らかでしょう。本当のことがわかれば、ワクチン接種者が激減するからです。
これらのことから、今回のワクチンは国民の生命・健康が目的なのではなく、「ワクチン接種すること自体」が目的である、と断言できます。

繰り返しますが、今回のワクチン推進において、WHOは「長期的リスクが不明」という極めて重要な情報を提供しませんでした。このような不誠実な組織を誰が信用するのでしょうか。

この一点だけでも、WHO脱退が結論付けられます。(引用はここまで)

 

私のコメント

>生物は理論通りに行かないことがあるからです。だから、実証データが重要なのです

きちんとした結果が出るまで、手を出してはいけない。