「がんに効く生活」とか

1972年生まれ。男性。2013年まで精神科医をしていました。リンクは自由です(連絡不要)。

アスピリン

本日、2記事目。

045-084 2脳梗塞・TIA-1/特 (jsnt.gr.jp)

11/83

アスピリン重篤な血管事故再発予防効果のnumber needed to treat(NNT注1))は平均約 3 週間の投与で111(文献 6 より計算)であり、また、症候性頭蓋内出血の頻度をわずかながら増加させる。(引用は、ここまで)

 

neruzoh注。血管事故とは、心筋梗塞脳梗塞辺りを指すようだ。

アスピリンを111人に処方をして、1人、心筋梗塞脳梗塞を起こさないで済む(予防出来る)、という事。

残りの110人は、処方しても、しなくても、心筋梗塞脳梗塞を起こす、もしくは、処方しても、しなくても、心筋梗塞脳梗塞は起こさない、という事。

 

今日、このデータを知った。

 

この数日、病院に連れて行くべきだったか、と何度も考えたが、この数字を見る限りでは、これで良かったのではないか、と思う。

 

心血管疾患のリスクと大出血のリスク あなたはどちらを選びますか? – ドクターシミズのひとりごと (promea2014.com)

Figure - PMC (nih.gov)

心血管リスクの高い人(心筋梗塞脳梗塞を起こす可能性が高い人)、357人にアスピリンを処方して、1人、虚血性脳卒中(脳梗塞の事)を予防する事が出来る、との事。

心血管リスクの高い人における、ischemic storoke(虚血性脳卒中)の絶対リスク減少は、0.28%。

1÷0.0028=357

残りの356人は、処方しても、しなくても、脳梗塞を起こす、もしくは、処方しても、しなくても、脳梗塞は起こさない、という事。

 

このデータも、今日、知った。

 

家で看る、で良かったのではないか、と思う。

 

11月6日(日)以降、母の事で、忙殺されていた。

私に、体力と判断力がないのが、その原因だが。

 

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