「がんに効く生活」とか

1972年生まれ。男性。2013年まで精神科医をしていました。リンクは自由です(連絡不要)。

私の病歴2

2008年3月に直腸癌が見つかった時点で、かなり癌は進行していた。

 

そのため、手術を受けてから、抗癌剤治療(FOLFOX)を受ける事になった。

 

入院中に2回、通院になって、10回。計12回、行った。

 

(12回するのが標準。)

 

FOLFOXは、副作用が強く出る抗癌剤治療だった。

 

元の量(標準投与量)の8掛け、その8掛け、そのまた8掛けといった具合に、どんどん、投与する量を減らして行った。

 

(「苦しいから、減らして下さい。」と、私がお願いして、減らしてもらった。何度も、お願いして、何度も、減らしてもらった。)

 

最終的には、標準投与量の20%にまで減った。

 

4月の中旬に開始して、12月の上旬に終わった。

 

本当に、きつかった。

 

この抗癌剤治療中から、Hb(血色素量)の値が、13.5g/dlを超える事は、なくなった。(1,2回、13.7という数字があったかも知れないが、それ位。)

 

Hb(血色素量)とは、血液中にあるヘモグロビンの量の事で、成人男性は、13.5g/dl以上が正常。

 

(検査するキットによって、正常範囲が少し違うようだ。私の通院先では、13.5~17.5を基準値(正常範囲)としている。)

 

大学生の頃、Hbが、17.5g/dlあって、「俺って、多血症気味だな。」と思っていたが、36歳以降は(当方1972年生まれ)、ずっと貧血状態で暮らす事になった。