「がんに効く生活」とか

1972年9月生まれ。男性。2013年まで精神科医をしていました。リンクは自由です(連絡不要)。

実家に戻って来た時の事

『家事か地獄か』稲垣えみ子著・持たずに生きる極意#シンプルライフ - 貯め代のシンプルライフと暮らしのヒント (tameyo.jp)

朝日新聞に勤務し、論説委員として活躍した稲垣えみ子さんです。

50代で退職して、それまでのマンションから引越しを決意。

家賃の安い狭いお部屋に暮らすため、たくさんの服や食器、雑貨を手放しました。

2019年2月に実家に戻って来た。

それまでは一人暮らしだった(実家から500m離れた所に住んでいた)。

本は買い取ってもらったり、捨てたりした。

口腔外科の本以外、医学書は全て買い取ってもらった(歯が悪いので、口腔外科の本だけ残した)。

食器。パスタを載せる大皿とか要らない物は捨てた。

服も沢山捨てた。

エアコンも捨てた(実家にあったので)。

 

自宅ではエアコンを使わず、もちろんテレビもなし。

4畳半の自室にエアコンが付いている。それを使う。

居間に付いているエアコンは冬以外は余り使わない。

実家にあったテレビは、この8月に捨てた(母が亡くなったので)。

 

手作りのご馳走をテーブルいっぱいに並べて、お客さんをもてなすのが好きだったお母さん。ですが、認知症を発症すると手順がわからなくなり

「料理は出来ますか」と家族の人に訊いていた(精神科の外来で)。

実行機能の障害(料理が出来なくなる、肉じゃがが作れなくなるとか)と近時記憶の障害で、認知症と診断していた。

 

注。私の様に初めから肉じゃがが作れない人(主に男性)については、「ATMを使えますか」と訊いていた。

 

ブログを読んでの感想。

私みたいな人もいるのか、と思い、正直に言うと、ほっとした。