「がんに効く生活」とか

1972年9月生まれ。男性。2013年まで精神科医をしていました。現在も癌細胞の塊を左肺に持っていると考えています。

4140字あります。知りたいところだけを読んで下さい。パーム油、オリーブ油、ココナッツ油、小麦、頭痛、男性の乳癌について

貯め代さん

夕べ、〇ルビーのポテトチップスやかっぱえびせんの製造工程がテレビで紹介され、新鮮なパーム油を使っているそうです💦安価なお菓子に大量に使われるパーム油のリスクを、いつか教えてください 

「本当は危ない植物油」p155-156

パーム油はラットの大腸癌の発癌を異常に促進する(1991年の論文)。

パーム油はリノール酸含量が多くないので、これらの作用は、パーム油に含まれる微量成分の作用であると推測されます。

また、脳卒中ラット(脳卒中易発症ラット。脳卒中を起こしやすいラット)の寿命短縮作用などが認められており、内分泌かく乱作用もあります。パーム油は食用油としては不適と思われます。

他にも、マウスの寿命を異常に短くすると報告されています。そして、空腹時のインスリンレベルを上げます。また、脳卒中ラットでは精巣テストステロンを下げるとされています。

このように、パーム油の安全性には多くの問題があります。植物油脂というあいまいな表示のもとに多くの食品に入れることは許されないと思います。

企業は国民に食べさせる前に、もっと真剣に安全性のチェックをすべきです。

パーム油に関しては、生産国側からその安全性を強調する論文も多く発表されています。

国はこれらを足して二で割るような判定をするべきではありません。論文発表が企業の支配を強く受けている現状を学び、適切な確認作業をすすめることが求められています。

もっとも、国自体が大企業に支配されているとしたら、私の提言など、何の役にもたたないでしょう。しかし、国民の健康を第一と考える人も、国には多いと信じています。

(引用はここまで)

 

私のコメント

①ラットで悪い結果が出たからと言って、ヒトでも同じ結果が出るとは限らない。

食卓塩はラットに対し催奇形性を持つ(ラットが食卓塩を食べると奇形のラットが生まれる)が、ヒトではそんなことはない(そう書いている本を捨ててしまったので、記憶で返事を書いています)。

とは言え、ヒトにとっても安全であるとは言えませんね。

 

前掲書p179

お勧めできる植物油ですが、現在までのところ、オメガ3群の「シソ油・エゴマ油」と「亜麻仁油・フラックス油」の二種類しかみつかっていません。

(引用はここまで)

 

私のコメント

②「エゴマ油と亜麻仁油以外、駄目」と奥山治美先生は仰っています。

ただ、そんなことを言っていると、食べるものがないですよね(和食を365日食べればよいのでしょうが)。

あと、糖質(ブドウ糖や果糖)と植物油(オリーブ油、菜種油、パーム油、コメ油とか)のどちらが安全なのか(どちらを食べていた方が長生きできるのか)も知りたいですよね(私は知りたい)。

大企業が日本を支配している。

これは事実だと思います。

従って、真実は分からないでしょう。

 

index-36-2.pdf

アメリカとカナダでは、遺伝子組み換えのジャガイモが生産されていますね。ラウンドアップも掛けられていると思います。

 

アキロッソさん

ロス・チャイルド家がオリーブ油の流通に大きな力を持っている。⇦私もそう聞いてます。出回っているオリーブオイルのほとんどが偽物だと。オーガニックのオリーブオイルは高いけど安心して使えますね。

アキロッソさんもそう聞いているのですね。

「そのオリーブオイルは偽物です」多田俊哉著p68-69

オーガニック認証に関しては、多くの国が法制度を整備していますが、実際の認証は民間の第三者認証審査機関に委託されて行われていることが多いため、比較的公正に運用されていると言われています。従ってオーガニック認証マーク(有機JASとか)があれば概ね栽培や製法においてはオーガニックの基準に準拠していると信じてよいでしょう。

ただし、注意しなければならないのは、オーガニックの認証マークは、あくまで栽培法や製法の認証だということです。ボトルの中身の商品の品質を表すものではありません。オーガニックのマークがあるからといって、真のエキストラバージンである保証は一切ないのです。

(引用はここまで)

OLIVE JAPAN 2025 | 日本最大のオリーブをテーマにした総合イベント及び国際品評会

実行委員長: 多田 俊哉

「そのオリーブオイルは偽物です」の著者である多田俊哉さんが実行委員長を務めています。

この会で選ばれたものは、真のエキストラバージンだと思います。

2024年度受賞者 | OLIVE JAPAN

日本から出品をして、金賞を受賞しているものもあります。

値段はめちゃ高だと思いますが。

金賞を受賞しているものの中で、エグレヒオ(スペイン産、EU有機認証を受けている)を買って飲んだ(生で飲んだ)ことがあります(値段は割と安いです)。

無茶苦茶、美味かったです。

 

だるころさん

 高槻の漢方大好き松本先生は「ココナツオイル」が身体に良いとオススメしてるみたいです。

「本当は危ない植物油」奥山治美著p159の円グラフを見ると、

「ココナッツ油 有害因子」と書いてあります。

ココナッツ油には有害因子が入っている。

そういう意味だと思います(ラットかマウスで実験した結果だと思いますが)。

ココナッツオイルやMCTオイルの腸内抗菌作用 – ドクターシミズのひとりごと

ココナッツオイルやMCTオイルに含まれる中鎖脂肪酸には抗菌、抗ウイルス作用があることが知られています。母乳が抗菌、抗ウイルス作用を示すのもこのような脂肪酸の作用だと考えられています。

(引用はここまで)

ココナッツオイルの場合、摂取して得られる利益が摂取して被る害を上回っている可能性は十分あると思います。

 

アキロッソさん

ラウンドアップを使用して作られた作物=遺伝子組み換え作物ってことなんですね。

基本的にはそうです。

ただ、小麦の場合だけ違います。

アメリカやカナダでは、小麦の収穫時に、ラウンドアップが撒かれています。

そうすると、収穫量が30%ほど増えると聞いたことがあります。

この場合、この小麦は遺伝子組み換えの小麦ではありません。

話が少し跳びます。

「食の戦争」鈴木宣弘著p90-92

筆者も出演したNHKスペシャル「世界同時食糧危機 アメリカ頼みの‘‘食‘‘が破綻する」(2008年10月17日放送)で、アメリ穀物協会幹部が「小麦は我々が直接食べるので、遺伝子組換え(GM)にしない。大豆やトウモロコシは家畜のエサだから構わないのだ」と発言し、物議を醸した。

(中略)

ただし、アメリ穀物協会幹部の発言のとおり、アメリカは、アメリカ人の主食である小麦はGMにしないという方針は頑なに守ってきた。アメリカを含め、遺伝子組換えが小麦で認可された例は世界ではまだない。

しかし、2013年4月、アメリカのオレゴン州の農家が休耕地の畑で強力な除草剤ラウンドアップを散布したところ、枯れない小麦が見つかった。これは、モンサント社が1998年から試験栽培していた品種で、同社の除草剤ラウンドアップをかけても枯れない「ラウンドアップ・レディ」と呼ばれる未承認のGM小麦だった。健康への影響を懸念する消費者団体や海外の買い手がアメリカ産小麦を避けるようになることを懸念した輸出業者の反発で認可の見通しが立たず、2005年にモンサント社は開発を打ち切っていた。

この事態を受けて、日本も当面オレゴン州産小麦の輸入・入札を停止したが、試験栽培はオレゴン州だけでなく、アメリカ最大の小麦生産州カンザスを含む16州で行われていたことが明らかになっている。したがって、九州大学磯田宏准教授が指摘するように、オレゴン州だけでなく、少なくともそれら16州全てで未承認GM小麦が散乱・自生している可能性がある。そうであれば本来は、その可能性がない、あるいは限りなくゼロに近い、ということをモンサント社ないしアメリカ農務省が証明しない限り、日本政府は少なくとも16州全ての輸入を凍結すべきであった。

(引用はここまで)

引用文のまとめ

認可されていないけれど、遺伝子組み換えの小麦は生えている、栽培によらないで、自然に生えている可能性があるということですね。

 

まとめ

アメリカやカナダでは、遺伝子組み換えでない小麦が栽培されている。その小麦を収穫する時にラウンドアップが散布されている。

それとは別に、アメリカでは遺伝子組み換えの小麦が自生している可能性がある。

 

国産小麦にグリホサートは使われているのか。 | ベーカリスタ株式会社

日本に輸入される小麦のほとんどに大量のグリホサートが検出されました。一方で、国産小麦のグリホサート残留調査では、検出されませんでした。

(引用はここまで)

 

ラウンドアップは、グリホサートを主成分とする除草剤の商品名。

 

国産小麦で作ったと書いていない限り、外国産(アメリカ産やカナダ産)だと思います。

ラウンドアップがたくさん掛かっていると思います。

私はパンもパスタも食べないことにしています。

 

ミーマさん

糖質制限、厳しめで始めましたが緩めになりました。今は夜は完全に糖質抜きにして、朝50%、昼10%くらい減らしています。減らした分は納豆、豆腐や他のタンパク質で補っています。調子はいいです。また報告します(^^)>

厳しめでないと、頭痛は治らないのですね。

分かりました。

お教え下さり、有難うございます。

大変、勉強になりました。

また、教えて下さい。

忘れていました。

調子が良くて、何よりです。

 

くろいぬさん

乳がんの可能性、男性の場合あるのでしょうか。

ロビンス病理学。1995年に買って読みました。

乳癌のところ。

男:女=1:125

そう書いていた記憶があります。

男性の乳癌についての記載は数行でした。

「俺には関係がないな」

そう思った記憶があります。

 

1999年~2013年、勤務医をしていました。

男性で乳癌になった。

そういう話を聞いたことはないです。

 

原口一博さんのyoutubeを聞いていました。

「昨日、(佐賀で)葬儀に行って来ました。男性で乳癌になった方でした」

そういう話をしていました。

 

コロナワクチンを接種するようになってから、男性で乳癌になる人が出て来た。

私はそういう理解です。