再び限定公開とします。
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2月1日(水)に、グループホームにお願いしよう、と決意した(そう記憶している)。
2月2日(木)午後4時前から6時前まで、○○○○(施設の名前)の方とケアマネさんが来てくれた。
母を面接した。
入居することになった。
2月4日(土)午後11時55分に、ガッシャーンと何かが割れる音がした。でも眠たかったので、無視をしていた。
しばらくして、母が私を起こしに来た。
「火事で。」
「クリスタルが。」
何がクリスタルなのだろう、と思いながら、母に連れられ、居間(母が寝ている部屋)に行った。
カーテンを開けると、窓ガラスが割れていた。
居間とベランダを隔てる窓ガラスが割れていた。
下半分(下半分がすりガラス)が割れていた。
絶句した。
枕につまづく、もしくは、布団に足を取られて、窓ガラスに突っ込んだんだろう。
母は、幸い無傷だった。
カーテンを閉めると、外気を遮断できるみたいなので、電気カーペット(母が寝ている布団の下に敷いている)を弱から中にして、そのまま、寝た。
翌朝(昼前だったが)、窓にゴミ袋を貼り付けた。
これで外気をほぼ遮断することはできた。
それでも寒かったが。
この一件で、家で看るのは無理だ、と悟った。
在宅で看ることを勧める現与党は、よほどお金がないのか、国民のことを真面目に考えていないのだろう。
母自身の年金は、2ヶ月で170000円弱。父の遺族年金が155000円。
今回、入所した施設は、月に17万~18万円かかる。
父がすでに死んでいること(2016年に他界)、私がある程度、お金を持っていること。
それで、割とすぐに入所を決めたが、父が生きていたり、私に蓄えがなかったら、入所を躊躇していただろう。
2月7日(火)。
お腹が空いた、と言うので、鶏肉(ささみともも肉)を焼いた。
私は、火をあまり通さない(蛋白質が変性すると吸収が悪くなると考えている)。
肉そのものについては母は食べてくれたが、皮については、何回か噛んだ後、吐き出したようだ。
吐き出した鶏肉の皮がカーペットの上に載っていた。
私もどうかしていたと思うが、吐き出した鶏肉の皮を見て、怒りが抑えられなくなり、母を殴った。ビンタした。
1回ビンタした後、数回、顔を殴ったと記憶している。
母を殴った後、我に返って、手のひらを見たら、3指の付け根のところが切れていた。血が出ていた。
母は、「歩いて来るわ。」と言って、散歩に出掛けた。
ちなみに、これが我が家での最後の会話(遣り取り)となった。
母が外を歩いているところを、民生委員の方が見つけ、社会福祉協議会に電話。社会福祉協議会の人がケアマネさんに電話。
ケアマネさんが外を歩いている母を発見(母は家の近くを歩いていた)。
元々、午後3時過ぎに、施設の方が迎えに来ることになっていた(ケアマネさんも来ることになっていた)。
ケアマネさんが母を連れて、施設の車に乗せた。乗るように誘導した。
ケアマネさんによると、抵抗なく、施設の車に乗った、とのこと。
施設にスムーズに入所できたのは、幸運だった、と思う。