「がんに効く生活」とか

1972年生まれ。男性。2013年まで精神科医をしていました。リンクは自由です(連絡不要)。

子供に返る

施設からの手紙 - 牛乳のこと (hatenablog.com)

歩行状態はゆっくりですが、手摺りを持ちながら1階の廊下を1日に何往復も歩かれる姿が見られます。

毎日のラジオ体操・レクリエーションには参加され、歌も大きな声で楽しそうに歌われています。

1階の廊下を1日に何往復もしたり、毎日のラジオ体操・レクリエーションに参加する。

母は、根が真面目で、協調性があるので、こんな感じだろうと思う。

>歌も大きな声で楽しそうに歌われています。

物心ついてから、そんな母を一度も見たことがない。

脳梗塞を起こしてから、私と一緒に2,3回、歌を歌ったが(ふるさと、仰げば尊し)。

 

子供に返ったんだと思う。

 

一本の血管が詰まることで(一本だと思う)、こういうことが起きるのだ、ということを改めて学んだ。