「がんに効く生活」とか

1972年生まれ。男性。2013年まで精神科医をしていました。リンクは自由です(連絡不要)。

主権は必要だ。

トンガとグアム - recoca1940のブログ (hatenablog.com)

私も、このテーマについて、考えてみる事にした。

トンガ - Wikipedia

1900年から1970年まで、トンガはイギリス保護国であった。イギリスは友好条約に基づき、トンガの外交を担当したが、トンガはいかなる外国勢力にも主権を放棄しなかった。立法改革が最初の部分的代表選挙への道を開いた後の2010年、トンガは伝統的な絶対王政から脱却し完全な立憲君主制へと移行するための決定的な一歩を踏み出した。(中略)

国民は王族、貴族、平民の3つの身分からなる。身分の変更は基本的に認められない。 (中略。)

身分制度が存在するが、全ての法律は全ての身分に平等に適用されることが憲法に明記されている。憲法が制定されたのは1875年、日本大日本帝国憲法(1889年)よりも早い。現在の憲法もこの当時の改定憲法である。(抜粋は、ここまで。)

立憲君主制 - Wikipedia

 トンガ王国立憲君主制である。だが、実際は国王の強力な大権によって国政が行われている。議会は貴族の代表と平民の代表で構成される。(抜粋は、ここまで。)

凄い国だ!

知らなかった。

大日本帝国が治めていた頃の日本に似ている。

現在の日本と、明治時代の日本、どちらが良い国か。

我々庶民にとって良い国か。

「日本から一番近い楽園」グアムが崩壊寸前 新型コロナ禍:時事ドットコム (jiji.com)

事実上グアムは米国の「植民地」である。(中略)

大統領選挙はおろか国政選挙の選挙権もなく、ワシントンDCの連邦議会に地域代表の議員を立てる権利も認められていない。

つまり、米軍基地外に住むグアム島民のコミュニティーは存在していないも同然で、グアム政府は連邦政府の決定には口出しができない一方的な支配関係が21世紀の現在も続いているのだ。(中略)

沖縄全島の4分の1にも満たない(沖縄本島の半分以下)約549平方キロのグアム島の総面積のうち米軍軍事施設の占める割合は現在の33%から60~70%近い数字になる可能性がある。(中略)

連邦上院下院議会の公聴会などで国防総省の高官たちがしばしば口にする「太平洋の要塞(ようさい)、米国最大最強の沈まぬ航空母艦(米軍軍事基地)」にグアムはなってしまうのではないかと危惧されている。(抜粋は、ここまで。)

recocaさんも書いているように、沖縄より、グアムの方が、立場が、遥かに弱い。もう無茶苦茶だ、と思う。

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主権は、必要だ。

大日本帝国が良い統治をしていたか、江戸幕府が良い統治をしていたか、と言われると、少し考えるが、主権は必要だ。