「がんに効く生活」とか

1972年生まれ。男性。2013年まで精神科医をしていました。リンクは自由です(連絡不要)。

信用する、しない。

Are you happy?と聞かれたら、どのように答えられますか。 - 人生は80から (hatenablog.com)

私が、かなり加筆修正をした。

recocaさんのコメントが印象に残った。

>結局国がどのくらい信用できるかということが基本です。

私は、1972年生まれ。太平洋戦争については、話に聞くだけだ。(学校で教わったり、本で読んだり。)

よく言うと、日本という国を割と信用しているし、悪く言うと、(戦前の人のように、)騙されかねない。

注意していたつもりだが、「お人好し」になっていたようだ。

ベーシックインカムなら「小さな政府で大きな福祉」を目指せる理由 | 山崎元のマルチスコープ | ダイヤモンド・オンライン (diamond.jp)

山崎先生と同じ日に、同じ記事を書いた(母が書いた)事になる。(偶然だ。)

>お金の効率的な使い道、特に投資的なお金の使い方の決定に関して、政府の能力はしばしば民間に劣る。

ずばり、国民にお金を配るべきだろう。

>さて、近年話題になることが増えたベーシックインカム(国民に無差別一律に現金を給付する政策)を考えてみよう。

無差別に、と敢えて、断っている。

所得制限を加えるのは、私も愚かだ、と思う。

(累進課税を強化する、もしくは、資産に対する課税を行う。これでカバーをするべきだろう。)

ちなみに、山崎先生は、一人月々7万円としている。

>重要なことは、個々の国民にとって何が大事かを決めるのが、政府ではなくて国民本人であるということだ。

私も、そうであるべきだ、と思う。

>普通の経済学的常識では、お金の使い道は本人が自分で決める方が効率的だ。

間違いなく、そうだ。

>例えば、低所得な勤労者を救うためには、賃上げができる企業に補助金を出すのではなく、個人に直接公的な補助を行うべきだろう。岸田流の経済対策は、出だしからこじれている。

ここがポイント!

>一方、国民の一人一人の自由な選択を尊重して、市場を広範に活用する経済運営を新自由主義と呼ぶなら、新自由主義を活用するためには強力な経済的セーフティーネットによる補完が必要だ。

これがポイント。ここの議論が、今まで、自民党には抜けていた。

ベーシックインカムは、再配分の方法の一つだ。(貧富の差を埋める方法の一つだ。)

>政府の役割は、(主に情報の非対称性があるから)市場原理になじまない教育(現在、いかにも過小投資だ)、医療、防衛などに効果的な投資とマネジメントを行うことだ。

教育、医療は、明らかにそうだろう。(国民皆保険制度は優れたシステムだ。)

防衛は、よく分からないが、民間主導ですると、おかしな事になりそうだ。(軍産複合体とか。)