「がんに効く生活」とか

1972年生まれ。男性。2013年まで精神科医をしていました。リンクは自由です(連絡不要)。

化石燃料はゆっくり消費すればよい。

今日も暑いけれど、昨日もすごかった - recoca1940のブログ (hatenablog.com)

地上の気温は、温暖化ガス(炭酸ガス、メタン等)排出、太陽活動、火山活動の3要素の推移で決まる。人がコントロールできるのは温暖化ガスの放出のみである。他の二つが不明である以上温暖化ガスの放出をやめるのは無意味であるという学者も居るが、実はそうではない。放出量を減らすことは、空中に蓄積していく速度を減らすことである。そうすると海による炭酸ガス吸収能力が追い付く方向に働く。現状では人類の温暖化ガス排出速度が大きすぎて海による吸収が間に合わないのである。

さて、森林の植物は炭酸ガスを蓄積している。そして枯れて倒木した時そのガスを排出するのだそうである。ゆえにアマゾンなどの森林面積を維持することは極めて重要である。(中略)

ところで世界文明発祥以来5000年間、人類は地上の広大な大陸的面積の森林を伐採して生活圏にし砂漠化してきた。見積もりによれば、その倒木による炭酸ガスの放出、空中への蓄積量は、この数百年の石炭石油燃焼によるガス排出をはるかに凌ぐ量である。それがなぜ空中に滞留して温暖化しなかったのか。それは海の吸収効果のせいである。つまり、5000年という長期に亘り、いわばゆっくり排出される場合なら海が何とかしてくれるのである。結局温暖化は排出速度の問題なのである。(引用はここまで)

neruzoh注。

温暖化ガス。wikipediaによると、水蒸気、二酸化炭素(CO2)、メタン(CH4)、一酸化ニ窒素(N2O)、フロンなどを指す。

炭酸ガス二酸化炭素(CO2)が気体の状態にある時にこれを炭酸ガスという。

ポイント(私の考え)

人類が温暖化ガスをゆっくり排出すれば、海が炭酸ガスを吸収してくれるので、私達は化石燃料(石油、石炭、天然ガスなど)と共存できる。

recocaさん(上の記事を書いた方)のコメント

化石燃料はゆっくり消費すればよいのです。脱炭素とかでゼロにする必要はありません。化石燃料はまだ十分埋蔵量存在します。ただし開発困難地域にシフトするので価格は上昇しますが。その間に次のエネルギーをしっかり考えればよいです。(引用はここまで)

私の考え

無理に電気自動車にしなくても、ハイブリット車とかで良いのではないか、と思う。

開発困難地域(海底とか)から採掘するので、今までに比べると、値段が騰がる、とのこと。