「がんに効く生活」とか

1972年生まれ。男性。2013年まで精神科医をしていました。リンクは自由です(連絡不要)。

葉物野菜

収穫後数日経った野菜には栄養がほとんど無いかもしれない – ドクターシミズのひとりごと (promea2014.com)

今回の研究では、ベビーホウレン草というものを、4度と22度で保存した場合の2日毎の栄養素がどれくらい残っているかを調べています。(中略)

上の図はAがマグネシウム、Bは鉄、Cは亜鉛、Dが総フェノール化合物(ファイトケミカルのひとつ)です。横軸が保存日数です。縦軸が栄養素の量です。ご覧の通り、22度で保存した場合には収穫後2日後にはほとんど栄養素が残っていません。フェノール化合物だけ減少する日数は長く、だんだんと減少していますが、他は一気に低下しています。4度で保存したとしても8日後には0になっているので、保存は冷蔵でも1週間が限度と思われます。(中略)

上の図はAが総カロチノイド、Bは総フラボノイド、Cは総抗酸化活性、DはビタミンCです。カロチノイドとフラボノイドはファイトケミカルです。そうすると、22度ではカロチノイドと抗酸化活性は2日後に大幅な減少、フラボノイドとビタミンCは4日後には大幅な減少を示しています。4度で保存しても4日~1週間でほとんどの栄養素は低下しています。抗酸化活性は4度でも4日目にはかなり低下しているので、野菜の持つ栄養素を十分に摂り入れたいのであれば、収穫後から冷蔵保存された状態で2日程度までに食べるのが一番良いことになります。(引用は、ここまで)

 

マグネシウム。4℃で、6日間、持つ。

鉄。4℃で、6日間、持つ。

亜鉛。4℃で、6日間、持つ。

ビタミンC。4℃で、6日間、持つ。

総カロチノイドは、4℃で、4日間、持つ。

総フラボノイドは、4℃で、4日間、持つ。

 

葉物野菜は、6日以内に食べた方が良さそうだ。