肥満・糖尿病の人はなぜ新型コロナに弱いのか(清水泰行著)p118-120
胃食道逆流症で薬を飲んでいる人は多いが、ただ漫然と飲み続けているに過ぎない。そして、その危険性はほとんど認識されていない。
がんになるリスクの高さはご存じだろうか?日本の研究によると、プロトンポンプ阻害薬の使用は胃がんのリスクを3.61倍高めている。スウェーデンの研究によると、特に40歳未満のプロトンポンプ阻害薬使用者で最も高いリスクが観察され、その発生率はなんと22.76倍である。
同様に、食道がんも、腺がんが約4倍、扁平上皮がんが約2.8倍、40歳未満だけを見れば、食道の腺がんが約28倍、扁平上皮がんが約12倍のリスク増加である。(中略)
アジアの研究では、プロトンポンプ阻害薬の使用は、すい臓がんになる可能性が2.7倍にもなる。(中略)
プロトンポンプ阻害薬の長期使用のリスクは様々な研究で確認されている。その危険性のリスクを負ってまで内服する必要があるだろうか?あなたは本当にプロトンポンプ阻害薬が必要だろうか?危険性の説明が十分にされているでだろうか?薬をやめる試みをしたであろうか?
まずは糖質制限をしてみることをお勧めする。多くの人は胃液の逆流が劇的に改善する。そして、再度糖質を摂ってみればわかる。また逆流が始まる。(引用は、ここまで)
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プロトンポンプ阻害薬のリスク、がんになるリスクについて、私、知らなかった。
この本を読んで、初めて知った。