「がんに効く生活」とか

1972年9月生まれ。男性。2013年まで精神科医をしていました。リンクは自由です(連絡不要)。

失敗 

母が入所していた施設に往診をしている先生から、7日(水)午後4時50分に電話があった。

 

3月4日(月)に誤嚥性肺炎を起こしている旨、水無瀬病院から電話をもらった(唾液を誤嚥して肺炎を起こしたと考えられるという説明だった)。

4月9日(火)に藍野病院に転院。

5月21日(火)に同院で死亡。

水無瀬病院では末梢静脈からの点滴のみ、藍野病院では末梢静脈からの点滴を4月25日(水)まで行い、同日から皮下点滴になった。

経管栄養(鼻から管を入れる。入れた管に栄養を入れる)はしなかった。

胃瘻も造らなかった。

 

以上を報告した。

 

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往診している先生。

 

痰が滅茶苦茶多くなければ、数日は持つ。

 

私。

 

先生に電話をして、「点滴が入っていない状態で、〇〇の里(施設の名前)に戻って良いか」と尋ねる。

OKを得たら、〇〇の里に電話をして、「母を受け入れても良い、と〇〇先生は言っています」と、施設長の仕事をしている人とケアマネさんに伝える。

2人のOKを得たら、〇〇の里へ搬送する。

それで良かったのですね。

 

往診している先生。

 

...(それで良かったという旨を言っていた)。

 

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これが一番良い方法だった、と思う。

 

①右肺を70%切除してから、脳に血が行かなくなっている。水無瀬病院の相談員の方から言われた事以外、考える事が出来なかった。〇〇の里へ戻り、そこで看取って頂く事は出来ないか、と少し考えたが、それ以上、掘り下げて考える事が出来なかった。

 

②勉強にはなった。

 

③母には、可哀そうな事をした。

通常の水分補給は水かお茶で十分である。

最後の段落(三文)を加筆しました。

 

「肥満・糖尿病の人はなぜ新型コロナに弱いのか」(清水泰行著)p141-142

スポーツドリンクをはじめ様々な糖質入りドリンクは、運動するときだけでなく、日常生活、特に暑い日の脱水予防や軽度の脱水改善であっても飲んではいけない。脱水予防のために飲むようにテレビで宣伝されている飲み物は、その多くが砂糖や果糖をいっぱい含んでいる。腎機能が低下した高齢者がスポーツドリンクを飲めば、さらに腎機能が悪くなる可能性もある。通常の水分補給は水かお茶で十分である。企業に騙されてはいけない。

また、スポーツドリンクが水に勝って水分保持ができるというエビデンスはない。資料34は水を1として、体にどれくらい水分保持ができるかを数値で表したものである。水よりも有意に水分保持ができたのは、経口補水液と牛乳(全脂肪ミルク、スキムミルク)だけであった。つまり、通常の生活の中では、何を飲んでも大して水分補給の効果は変わらないのである。あえて水分を保持したいのであれば、経口補水液か牛乳となるのかもしれないが、通常の生活で経口補水液が必要である場面はほとんど、または全くない。経口補水液には糖質も入っているので、日常では水やお茶で十分である。

マスコミや一部の医師が推奨する、脱水予防に対する経口補水液の飲みすぎで、不必要な高血糖に見舞われてしまっている高齢者も少なくないであろう。もう一度いおう。通常の生活では、経口補水液もスポーツドリンクも飲む必要はない。

(引用はここまで)

 

反響が大きかったので、rewriteしました。

水分を摂る。

「肥満・糖尿病の人はなぜ新型コロナに弱いのか」(清水泰行著)p141-142

スポーツドリンクをはじめ様々な糖質入りドリンクは、運動するときだけでなく、日常生活、特に暑い日の脱水予防や軽度の脱水改善であっても飲んではいけない。脱水予防のために飲むようにテレビで宣伝されている飲み物は、その多くが砂糖や果糖をいっぱい含んでいる。腎機能が低下した高齢者がスポーツドリンクを飲めば、さらに腎機能が悪くなる可能性もある。通常の水分補給は水かお茶で十分である。企業に騙されてはいけない。

また、スポーツドリンクが水に勝って水分保持ができるというエビデンスはない。資料34は水を1として、体にどれくらい水分保持ができるかを数値で表したものである。水よりも有意に水分保持ができたのは、経口補水液と牛乳(全脂肪ミルク、スキムミルク)だけであった。つまり、通常の生活の中では、何を飲んでも大して水分補給の効果は変わらないのである。あえて水分を保持したいのであれば、経口補水液か牛乳となるのかもしれないが、通常の生活で経口補水液が必要である場面はほとんど、または全くない。経口補水液には糖質も入っているので、日常では水やお茶で十分である。

(引用はここまで)

 

長く生きたいと考える人は、喉が渇いた時に、お水やお茶の代わりに、牛乳を飲んでも良いかも知れない。

 

私は、食事を摂る時には、普通牛乳(全脂肪ミルク)を沢山飲む事にしている。食事を摂らない時には、水を飲む事にしている。

牛乳の長寿効果 2024年版

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1991年、満70歳の高齢者2000名を対象に、10年間、様々な点から調査する追跡調査が行われました(小金井研究)。その1つに、「牛乳を飲む習慣と生存率」の調査があります。(引用は、ここまで)

 

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「ここがおかしい日本人の栄養の常識」(柴田博著)p156

この研究のスタートは、昭和51年(1976年)であり(引用は、ここまで)

と書かれている。

上記の1991年というのは間違えで、1976年に開始されたのだろう。

1976年から1991年までの間、行われていたのかも知れない。

 

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前掲書p148のグラフを目で読む(上のリンク先のグラフと同じ物)。

 

「牛乳を、毎日、飲む。」と答えた男性のうち、79%が、80歳になる事が出来た。

 

「牛乳を、時々飲む、または、飲まない。」と答えた男性のうち、62%が、80歳になる事が出来た。

 

「牛乳を、毎日、飲む。」と答えた女性のうち、83%が、80歳になる事が出来た。

 

「牛乳を、時々飲む、または、飲まない。」と答えた女性のうち、78%が、80歳になる事が出来た。

 

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男性は、79-62=17で、17ポイントの差がある。

女性は、83-78=5で、5ポイントの差がある。

 

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寿命を延ばす効果が牛乳にある。

そう考える。

 

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私見だが、ヨーグルトでも良い、と思う。ヨーグルトを摂るなら、全脂無糖(脂肪が入っていて、お砂糖が入っていないもの)が良い、と思う。

 

全脂無糖のヨーグルトと牛乳は、中身は全く変わらない。

乳糖が乳酸菌によって乳酸になっているかどうかだけなのだから(牛乳を飲んで、お腹がゴロゴロ鳴るのは、乳糖のせい)。

 

チーズでも可だと思う。

内科や精神科に掛かっている人へ

「絶食療法の科学」 - YouTube

内科や精神科に掛かっている人は、見て損はない、と思います。

0:00~19:05 旧ソ連での話(気管支喘息、精神科の病気)

19:05~34:19 ドイツでの話(内科の病気)

抗うつ薬の効果

重度の不安障害、うつだった私が日常生活を普通に送れるようになった理由 - ゆらゆらただよう さかな日記 (hatenablog.com)

母の事、予防と治療 - 「がんに効く生活」とか (hatenablog.com)

さかなさんからコメントを頂いた。

>自分自身も薬で良くなったのかどうかはよくわからないですが。

 

比較試験の話です。

 

うつ病の患者さんが200人いました。

100人は抗うつ薬を飲みました。
100人は偽薬(プラセボ)を飲みました。

 

注。偽薬(プラセボ)。見た目は抗うつ薬と同じ。だけど、中身は、小麦粉と乳糖だけで(例えば)、薬の成分は入っていないもの。

 

抗うつ薬を飲んだ100人のうち、60人が良くなりました(うつの症状が良くなった)。
偽薬(プラセボ)を飲んだ100人のうち、40人が良くなりました(うつの症状が良くなった)。

抗うつ薬を飲んだ人のうち、6割が良くなった。
偽薬(プラセボ)を飲んだ人のうち、4割が良くなった。

抗うつ薬で良くする事が出来たのは、2割だけだ。

 

もしくは、うつ病の患者さんを5人診て、その5人に同じ抗うつ薬を処方し、飲んでもらった。
抗うつ薬が効いて良くなったのは、1人だけだ。
5人中2人は、偽薬(プラセボ)を飲んでも良くなるし、残りの2人は、抗うつ薬を飲んでも良くならない。

そう言う事が出来る。

 

抗うつ薬って、あまり効かないんだな」と思われた方もいる、と思う。

「6割位の患者さんが良くなるんだな」と思って、私は処方していた。

国産のワクチンでも危険だ。

arakannkoalaさんからコメントを頂いた。

テレビでは一切出てこない話ですがネット、新聞、テレビ‥とあらゆる情報源を見比べることが出来る多くの人は薄々気がついているという感じがします。

 

昨日の人(昭和20年生まれの女性)は、「隣の棟の○○さんは夫婦で亡くなって」といった口コミから、「このワクチンはおかしい」と気付いたようだ。

 

arakannkoalaさんからのコメント(続き)

国産のワクチン‥国産の響きが安全そうなイメージで怖いです

 

多くの人がどう考えるのか。それが分かった。

 

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mRNAワクチンは危険だ。

 

ファイザーであろうが、第一三共であろうが、危険だ。

 

その仕組みが根本的に間違っているからだ。

 

次世代型のmRNAワクチンであるレプリコンワクチン(自己増殖型RNAワクチン)は、もっと危険だ。

 

明治製菓ファルマが作っているが、これは非常に危険だ。

 

私は、ワクチンを接種しない事にしている。

どんな種類であっても。

 

自分で調べて、「これは不活化ワクチンだから大丈夫」「これは生ワクチンだから大丈夫」と分かる人は、それで良い、と思うが、そうでない人は、全て避けた方が良い、と思う。